金和紙をコンサートの舞台で使っていただきました
皆様こんにちは、高田です。
ゴールデンウィークまっさかり、いかがお過ごしですか?
アワガミは5/3からお休み。私も頭の中であれこれ予定を考えているところです(と言いつついつも通りに過ごすような気も)。
さて、時は遡って2017年12月31日のこと。
兵庫県立文化センターにて「ジルウェスター・コンサート ロマンティック・ガラ!」というコンサートが開催されました。
その舞台装飾に、アワガミの金和紙をお使いいただいていたのです。
舞台上部、白く幅の広い短冊状のものがたくさん垂れ下がっていますよね。
この部分がなんと金和紙なのです!シンプルながら、すごい迫力だと思いませんか?
照明によってその印象ががらりと変わりますね。
これはプロジェクションマッピングというやつでしょうか。
残念ながらアワガミスタッフはコンサートには伺えなかったのですが、送っていただいたパンフレットには以下の言葉が。
「コンサートのテーマであるドイツ・ロマン派の「ロマン」という言葉は、実はずっと幅広い意味を持っています。
非理性的、非現実的、神秘的、夢想的、感傷的、古代的、民衆的、童話的、不気味なもの、身の毛もよだつ恐ろしいもの・・・
このように、まったく異なる要素が混在しているのです。
本日のプログラムは、この「ロマン」という言葉がもつ幅の広さの一端を照らし出してくれるでしょう。」
きっと会場でコンサートをお聴きになった皆様は、その複雑な世界を楽しまれたと思います。
アワガミの金和紙もその演出の一部になれたと思うと、嬉しい限りです。
この舞台には、通常の金和紙に防炎処理を施したものを使用していただきました。
舞台美術の担当の方には、和紙の可能性を感じていただき、和紙の持つ質感や温かみの虜になったと
お褒めの言葉をいただきました。ありがとうございます。
お客様がいろんな可能性を追求してくださることで、私たちも和紙の魅力を改めて知ることができます。
関係者の皆様、この度はありがとうございました!
- 2018.04.30 Monday
- 和紙の使い方あれこれ
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- 高田