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阿部雅光版画展 開催中☆

日々気温が下がってきました空気もどんどん乾燥してきました朝は手のひらがかゆいですこにちはマキタです 

和紙会館にて明日から開催の展覧会のご案内でーす

 阿部雅光
(あべまさてる) 
版画展
〜第8回徳島版画展 阿波和紙会館賞受賞者展〜

搬入が済んだばっかりのほやほやを、覗いてみました〜



主な技法はモノタイプ、それとデジタルプリント。

まずモノタイプという技法について、、、ちょと調べてみました。。
モノタイプとは版表現の一種で、ガラスや金属板の表面にインクや
絵の具で直接絵を描き、それを紙で刷り取って完成させるものです。
版画ですが、作品は1点しか得ることができません。

なんとも、一発勝負な技法なのですね。。



阿部さんはもともと、銅板や木版などもされていたそうです。
でもデザイン会社を営む傍ら、作品のために時間を工面するのが本当に難しい。
そんなとき出会ったモノタイプ、なんと決着のつくのが早いことか。
短期決戦、一極集中で作り上げていくこの技法は、今の阿部さんにとって
一番マッチしているそうです。



イメージが膨らんだものを作品にします。
イメージができ、テンションがあがったところで一気に作品に仕上げます。
瞬発力、集中力。
使うエネルギー量は凄まじく、半日も製作するとくたくたになるそうです。



モノトーンの作品がほとんど。
過去にカラーの作品も刷っていたそうですが、とある水墨画の作品を見てから
モノトーンに目覚めたのだとか。


あおもり国際版画トリエンナーレ2010でスポンサー賞を受賞した
「初動 10-B」と阿部さん。

徳島版画との出会いがあり、今の自分がある

阿部さんはそう断言されます。
それまでずっと一人で続けてきた制作、でも一人というのは限界があります。
徳島版画に出会い、毎年徳島版画展に出品することで制作の標準が決まり、また他の会員の
作品にも刺激を受けながら日々上昇していく。
まだまだ進化中の阿部さん、今後の活躍にも期待大です。



徳島版画で活動されてからの丸5年間の作品のより、34点を展示中です。

 阿部雅光(あべまさてる) 版画展
〜第8回徳島版画展 阿波和紙会館賞受賞者展〜

2011年11月26日〜12月25日(日)
阿波和紙伝統産業会館 2階展示室

9時〜17時(最終日のみ16時)
月曜日休館(祝日の場合火曜)

初日(11月26日)と、会期中の毎日曜日は在廊予定!
(10時〜16時ごろ)
阿部さんにお話を伺いたい方、ぜひ!


みなさまぜひご来場ください!




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