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ニューヨークの紙漉き工房「Dieu Donné」訪問

 こんにちはシズです。
比較的涼しいな〜と思っていたNYも日差しがだんだん強くなってきて夏らしくなってきました。

さて本日はNY市の中にある紙漉き専門の工房「Dieu Donné(”デュー・ドネ”と読みます。)」をご紹介  
アーティスト人口が多く様々な種類の工房がニューヨークにはありますが、紙漉き&紙の造形美術だけに特化した工房はNY市内ではここ一カ所のみです。
作家の作品制作のための施設提供、展覧会なども行えるギャラリースペース、ギャラリートークなどの催しを行っていたり、紙を用いた作品の収蔵も行っています。

工房内の様子。

壁に立てかけてある簀がこの工房で制作出来る最大の寸法だそうです。

ビーター室。
結構音がするので、この部屋だけ個室になっていて全体に音が響き渡らないようにしていました。場所が狭いニューヨークならではの知恵ですね。。
コットンの古紙をビーターに入れる作業をしているこの彼女も耳にヘッドセットして作業していました。

乾燥。
専用の段ボール紙の間に抄紙した紙を挟んで、横から扇風機で風を送って乾燥させます。
和紙ではこういう乾燥の仕方はないですが、上へどんどん積み上げられるので場所の限られた所では良い方法ですよね。

目的は同じでも方法や道具が違ったりして、見ていてたいへん興味深いです。


私が訪問した日
はちょうど今年の3月の椏刈取り十字軍(手漉き和紙研修会)にワシントンDCから参加して下さったTayo Heuserさんがニューヨークに数日滞在してこの工房で作品づくりを行っている真っ最中でした。

左から工房のアシスタント・ディレクターのSteveさん、Tayo Heuserさん、工房ディレクターのPaul Wongさん。
このPaulさんはアワガミでいうと会館のUさんのような存在で、アーティストの斬新奇抜なアイデアをどうにかこうにか形にしてくれる、経験も知識も豊富な方です。

ここで制作された作品は今年10月にワシントンDCでの展示会で発表されるそうです。





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