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【ご案内】小松由佳写真展「シリア難民の肖像 ー Borderless people ー」

こんにちは、クドウですエリザベス

AIJP(アワガミ インクジェットペーパー)は「手漉き紙びざん」をお使い頂いた写真展が開催中です。

 

小松由佳写真展「シリア難民の肖像 ー Borderless people ー」

会期:2019年5月22日(水)〜6月3日(月) 10:30〜18:30(最終日:16:00)

会場:リコーイメージングスクエア新宿 ギャラリー     火曜日定休 入場無料

ギャラリートーク:

*5/26(日)13:00〜 16:00〜  *6/3(月) 13:00〜 16:00〜

 

2011年から始まったシリア内戦。人口2240万人のうち50万人の死者、560万人の難民を生みながら、情勢は未だ混沌としている。周辺国に逃れた多くの難民にとり「シリア帰還」は今や遠い夢だ。
Borderless 、境界線の不毛。難民は「国境」の先に希望を見出そうとする。だが彼らが生きるのは、なお国境や国家、法が意味をなさない曖昧で不確実な世界だ。
シリアの歴史は繁栄と離散の歴史でもある。その一幕として、難民たちも異郷に根を張ろうとしている。
本写真展では一人一人の肖像から、激動の時代を生きる人間の姿を捉えた。じっと目を凝らさなければ見えないもの。それを写真の内側に表現したい。

 

旗小松由佳website    http://yukakomatsu.jp/Before/

 

*******

 

小松さんが初めてコンタクトをとってこられたのは今年の2月でした。

こちらでの展示が決定しており、プリントするメディアを和紙でしたいというご相談です。

ちょうど「CP+2019」の直前でしたので会場でプリントした現物などをご覧い頂いて、ご検討を進めて頂いたのですが、当初からの希望の手漉き和紙での展示をされることになり、出力ではアワガミ出力サービスをご利用頂きましたお願い

 

先日おじゃましてきました、会場の様子をご覧いただきますエリザベス

今回は手漉き紙びざん(中厚口)生成 をA1サイズでご利用頂きましたちゅん

 

 

なんと、会場内には難民キャンプのテントをイメージしたものが設営されています!!

実際に使われているテントの中には、生活用品なども置かれて再現されています。

 

全てフィルムで撮られたという展示作品は、シーンは違えど一定の空気感で各々の肖像が映し出されていて、小松さんが彼らに向き合う視線を体感しているような気にさせられました。

 

 

 

展示はとてもシンプル。

個性の強い紙質も作品に馴染み、フレームがないことに物足りなさを感じないのは、小松さんの現す世界に力強さが介在するからではないでしょうか。

 

会場には作品のキャプションが別刷りで用意されています。

そこからも、難民たちの生活の風景を切り取ったのではなく、深い心をもって近しく彼らに接している小松さんの姿勢が垣間見えます。

 

 

難民という言葉からは、つい悲惨で苦しい印象を思い浮かべますが、実際は日本に住む私たちからの視点ではそのような環境に住んでいるのだと思いますが、小松さんの映す肖像は、それらを背景にしながらも受け入れざるを得ない状況を、そして日々を、家族と淡々と暮らしている人の暮らしです。

 

ニュースでしか見たことのないどこか遠い世界での出来事を、とても近く感じる空間でした。

小松さんは会期中は毎日在廊されるとのこと。

ぜひ足をお運びください。


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