HOME > アワガミファクトリーだより

【阿波紙と版表現展2016 1期 レポート】オープニングイベント編

こんにちは、クドウですエリザベス

先週から和紙会館でスタートしました「阿波紙と版表現展2016   - 東京造形大学×RISD - 」のレポートを順次お届けいたしますキラキラ

http://printshow.awagami.jp

 

【第1期】
会場:一般財団法人 阿波和紙伝統産業会館 展示室  

会期:2016年12月17日(土)〜2017年1月9日(月・祝)
開館時間:9:00〜17:00  休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)

 

今回の開催に際して、素材は「アワガミエディショニングペーパー」を用い、展示構成は国内外の美術学校とのコラボ展にしたいという想いがあり、国内ではご縁続きの東京造形大学は生嶋順理先生に相談させて頂き、海外はやはりここ数年、手漉き和紙研修で一行を連れてきてくれるアメリカの美術学校、RISD(ロードアイランド スクール オブ デザイン)のDaniel Heyman先生に相談させて頂きました。

 

そして搬入からオープニングイベントには、東京造形大チームから生嶋先生をはじめ、計5名の出展者の皆さんがお越し下さいましたわーい

 

旗1日目は銅版画でポストカードサイズのワークショップを。

銅版画は凹版(版に凹みをつけて、そこにインクを詰めてプレス機で刷り取る、という技法)ですが、ニードルなどで掘って溝をつくる以外にも、薬剤を使ってこのように↓地模様のある素材を押し当ててその模様を写し取って版にする方法もあるのですねレッド

PC171173.JPG

 

絵心無いと版なんて作れないなぁとか思っていましたが、手を動かし出すとあれこれ工夫も浮かんできそうですちゅん

IMG_0556.jpg

 

版が出来た後でのインク詰めと余分なインクの拭き取りになかなか時間がかかりますが、この地道な集中タイムが性格に合うかどうかが、どの版種を選ぶかというところに影響しそうな!?

PC171190.JPG

 

ワークショップはアワガミのプリントラボで開催しましたが、暖房設備が充分ではないラボは寒く、版の腐食に時間がかかってしまいました・・・

皆さん滞在中、集中して急に寒くなり、高越山には雪も残念

 

最後はご満足頂ける仕上がりになりましたでしょうかキラキラ

PC171185.JPG

 

そして夕方からは会場に戻ってオープニングレセプションを。

皆さんから作品や制作にまつわるお話、紙への忌憚ないコメントなどを頂きましたちゅん

 

ひらめき生嶋先生

 

ひらめき櫻井想さん

15442341_1041366849322969_6956987724242883878_n.jpg

 

ひらめき市野悠さん

15253617_1041367032656284_802269562920321028_n.jpg

 

ひらめき下山健太郎さん

15621849_1041367019322952_9021103376525063525_n.jpg

 

ひらめき田中茜さん

 

生嶋先生には来られなかった出展者の方の解説もフォロー頂きました。

ありがとうございましたおじぎ

 

旗そして2日目

アワガミのプリントラボにはいくつかの版画用プレス機があるのですが、オフセット校正機も1台所有しています。

こちらは、刷り師として多くの活躍をしてこられた木村希八さんの工房より2年前に銅版画の電動プレス機と共に譲り受けたもので、著名な版画家の作品を本機で制作されてきたと伺っています。

 

版画制作用としてはリトグラフの制作に利用出来るのですが、プレス機としては特種であるため一般的には使いこなせる人は稀少であるため、どう扱っていこうか思案し、まずは稼働出来る機会がないか模索していたところでもありました。

 

生嶋先生は学生時代に同様の校正機での制作もしていたことから、今回無理をお願いしまして本機によるデモンストレーションを叶えて頂きましたちゅん

 

木村工房から届いた状態のままでいたため、運搬時に分解した際にブランケット(版を転写するゴムローラー部分)の位置がズレてしまっていたため、その修正、台のバランス等々、同行の助手さんたちと一緒に調整までお手伝い頂き、念願の稼働へキラキラ

PC180062.JPG

 

校正機のいいところは、通常のリトグラフの刷りの場合、版への描画は反転させておく必要があるのですが、校正機は版から直接紙に刷り取るのではなく一度ブランケットに版を移し、ブランケットから紙へと転写するので、描いた向きの仕上がりとなる点だそうです。

PC180050.JPG

 

他にも裏ワザ的に多様な使い方が出来るそうで、使いこなせば面白い創作が出来るのだとか。

使い出したらハマりそうな感じゆう★

 

ひとまず問題なく稼働できたことでホッ・・・

ブランケットなどメンテナンスも必要ですが、また継続して動く日が出来るように考えていきたいところですエリザベス

 

 

今回のデモの版は出展者の下山健太郎さんによるもの。

和紙会館のショップでカレンダー用台紙を購入下さり、こちらにも刷られましたきらきら

ラボにも1枚頂きましたので、来年1年使わせて頂きますキラキラ

 

搬入から3日間、皆さんにはお付き合い頂きました!!

 

和紙会館での展示は1/9(月・祝)まで続きます

ぜひお立ち寄り下さい手

 

次回は個々の作品をご紹介していきますさようなら


コメント
コメントする








   

最近の記事

検索する

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

検索する