【和紙作りの現場から】『日本料理 かんだ』の手漉き和紙酒ラベル
こんにちは、クドウです
和紙会館に寄ると、何かおもしろそうなことやってないかなーと観察するのですが、タイミング良くやっていました
「日本料理かんだ」のオリジナル酒ラベルを漉かせてもらっているのは同僚が書いたブログで知っていたのですが
▼『「日本料理かんだ」の手漉き和紙酒ラベルを制作いたしました』
http://awagami.jugem.jp/?eid=1237
漉く現場を初めて目撃
オリジナルの透かしが入っているんです
流し漉き自体は珍しくも何ともなく
オリジナルの透かしを漉くことも、そう多くはないけれど、まぁ時々あるかな
とか思いながら見ていたら、1枚伏せた後で
こんな帯状のものを重ねているのです
何やってんのこれーと聞いたら、ラベルの文字が入る正面部分を、透かし部分よりちょっと厚くするために、その帯部分だけ2枚合わせで漉き合わせているのだそうな
.....と先のブログにも書いてあったけれど、なるほど、こういう事だったのね
手間かけたことやってるのね....と、自社の仕事ながらちょっと感心
ちなみにこちらのご依頼の取りまとめと現場指示は、先日、県の無形文化財の保持者として認定されました藤森洋一が担当しています。
和紙会館では、特注の手漉き和紙のご依頼を比較的多くお請けしているのではないでしょうか。
来館者が製造現場を見られるような作りになっているので、企業秘密も何も丸見え的なのがいいところというか
また変わったことをしていたらレポートしたいと思います
以上、本日の和紙会館でした
- 2016.11.02 Wednesday
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