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【レポート】第34回☆手漉き和紙研修会

こんにちは、クドウです エリザベス

実に1ヶ月以上ぶりのブログ更新 えへ 

 

さて ビックリ!

 

夏のアワガミといえば「手漉き和紙研修会」手

 

今年でなんと34回目を迎えましたわーい

 

近年はお盆休みにかけて実施していましたが、猛暑すぎてかなりハードにつき、今年は少し送らせて8/16〜20の5日間で開催しました。

遅ればせながら、駆け足でレポートします!!

 

いきなり集合写真ですが、今年は11ヶ国から19名の参加者にお越し頂きましたちゅん

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アメリカ、イギリスはもはや普通。

少数派では、エクアドル、ペルー、ギリシャなどからもゆう★

 

 

このメンバーで、楮(こうぞ)の黒皮状態↓のものがどのような行程を経て和紙になるのかを、原料処理から紙漉き、乾燥までを一環して研修して頂きます筋肉

 

 

研修期間は5日間

ほぼ県外・海外から来られている方ばかりなので、夜はたーーーっぷり時間がありますよねちゅん

....ということで、夜にもセミナーやワークショップをみっちりスケジューリングしました!!

 

 

旗1日目:8月16日

昼の講座:白皮づくり、煮熟(しゃじゅく)

夜の講座:和紙セミナー

お昼過ぎのスタートで、早速に楮の皮剥ぎから作業開始です。

 

1人500gの黒皮をお渡しし、その表皮と内側の青皮をナイフで削ってもらいます!!

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この最初の作業がけっこう難関で、だいたい予定時間をオーバーします・・・

今日中に煮熟まで進まないといけないので、「あと○分ー!」とハッパかけますゆう★

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なんとか白皮が仕上がり、続けてまずは充分洗います。

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今回は原料の乾燥目分量で約15%のソーダ灰で煮熟しました。

 

最初に1人500gの黒皮を持っていましたが、皮を削ったり洗ったりで当初の原料よりも重量は減っています。

本来は白皮作りからすぐ煮熟ということはないので、通常は乾燥状態の白皮を計測して適性なソーダ灰の量を計算出来るのですが、今回は連続して作業を進めるため、ここはもう経験値から予測で乾燥目分量を割り出します。

固すぎず、煮すぎず、程よい煮加減を目指します!

 

お料理と一緒ですねーにっこり

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ここまでで17時半!!

あとはクツクツと火加減を見ながら煮ていきますが、夜は続けて皆さんの宿まで追いかけて和紙セミナーを実施した次第ですエリザベス

 

 

旗2日目:8月17日

昼間の講座:楮の塵取り、打解、紙漉きデモンストレーション

夜の講座:和紙の染め

 

昨日の楮、上手に煮えました OK

ソーダ灰などのアルカリ液で煮る事で、繊維の1本1本をくっつけている物質を液に溶かし出すんですね。

 

充分柔らかくなっていますので、必要以上に繊維を傷めないように、丁寧に残った夾雑物を取り除いていきます。

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いい具合に曇天につき、外で作業して頂きました。

 

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はい、続いては打解(楮打ち)です。

煮熟によって柔らかくなった楮繊維を叩いて刺激を与えることで、皮状になっている楮を繊維の1本1本に分散させる行程です。

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ただひたすら打ちまくるという、けっこうハードな作業だったりします汗

(私はデモで1回やって見せてから逃げました)

 

皆さんは、自分たちが漉く原料ですからねーちゅん

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昨日の白皮づくりでは遅延ぎみでしたが、今日の作業は順調手

 

昼の部、最後は明日からの紙漉きに備えてデモンストレーション&トライですキラキラ

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理事長の藤森によるデモンストレーションの後、順番に1人づつトライしていきます。

明日の予習になったでしょうか?

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そして夜の講座は、参加者によるスライドトークキラキラ

参加者の方にはエントリー時に、何かお話出来ることがあるかどうかをお伺いしています。

ランチタイム中を予定していたのですが、今回かなり多くの方がYesとして下さっていたため、ランチタイムは各日1名のほか、この日にとりまとめさせてもらいました。

 

約2時間の間、6名がご自分の活動についてを様々語って下さいましたエリザベス

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旗3日目:8月18日

お昼の講座:紙漉き

夜の講座:和紙の染め

 

今日、明日はみっちり紙漉き!!!!!!

19名、ペアで紙漉きをして頂きますので、漉き舟セットは10組セッティングしました。

 

和紙会館、余すところなく使っていますキラキラ

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紙漉き1日目の午前中は、「原料入れるのはこれくらい?」とか「ネリはこのボール何杯入れるんですか?」とか「どうしてこうなっちゃうの〜」とか質問がバンバンくるので、先生を増員!

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藤森理事長に加えて伝統工芸士で紙漉き歴21年のさとみさんにも参加してもらい、しっかりアテンド筋肉

 

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今日までは練習用でこちらで用意した楮原料を使ってもらいましたが、明日はいよいよ自分たちで原料処理した楮で紙を漉いてもらいます手

 

連日慣れない作業ばかりでお疲れではありますが、容赦なく夜の講座も続行します_| ̄|○

今日の夜は藤森美恵子による和紙の雪花染め(せっかぞめ)きらきら

紙を蛇腹に折って染め浸ける折り染めの一種です。

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最初は基本通りに染め進めていくのですが、だんだん折り方をカスタマイズされていく人も多いんですよねーレッド

 

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このうち1人1枚は、明日の夜の講座の「和帳作り」に使いますちゅん

いいのが出来たでしょうか!?

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旗4日目:8月19日

昼の講座:紙漉き、乾燥、インクジェット&版画のラボツアー

夜の講座:和帳づくり

 

いよいよ紙漉き出来る最終日です ビックリ!

ペアで午前と午後で交代で、自分たちで原料処理をした楮で漉き上げてもらいますよーちゅん

 

昨日1日漉いただけでだいぶ慣れ、「先生....汗」とかいう生徒さんもなくなってきましたエリザベス

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そして同時進行で、昨日漉いた紙の乾燥も進めていきます!!

 

脱水出来た紙を、1枚づつ刷毛で板に張り付けていきます。

 

交代で、機械抄きの方の工場見学、インクジェット&版画のラボにも交代で見学ツアーに出掛けたりDocomo119Docomo119

 

ちょっと疲れも出てきた後半戦、まだまだ休ませるわけにはいきませんゆう★

 

夜は、みんなが自分で染めた和紙を表紙にした和帳作りの講座に参加してもらいましたーちゅん

こちらの指導はワタクシからエリザベス

 

恒例の記念撮影ですが、みんないい顔してますでしょーちゅん

嬉しいひとときですえへ

 

 

旗5日目:8月20日

昼の講座:乾燥、和紙の藍染め

修了式

 

いよいよ最終日 ゆう★ 

今日はとにかく乾燥作業!

昨日まで漉いた紙を乾燥仕上げして頂かないことには皆さん帰れません・・・

 

漉き舟を一掃し、代わりに乾燥板をあちこちに配置。

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なんせ19人!

板だけでは追い付かないので、蒸気で熱を出す鉄板(ステンレス)乾燥機も稼働します。

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乾燥しながら、メンバーの半分は和紙の藍染めを体験してもらっています。

指導は雪花染めと同じく、藤森美恵子が担当させて頂きました。

 

絞り染めかぼかし染めかで更に2分割頂きましたが、これはぼかし染めをしている様子ですね。

床に掘っている藍瓶に紙を浸しながら染めていますが、徐々に徐々に昇降させることで、自然なグラデーションを作っています。

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はい、研修会での作業は以上です!!

 

この辺りで13時頃だったでしょうか。

ランチをしながら修了式を行い、ひとまず研修会を締めさせて頂きましたわーい

 

午後は乾燥出来た紙を取り込んでもらい各自解散さようなら

お疲れ様でした!!

 

とにかく慣れない作業を行い、朝から晩までスケジュールびっしりだったので、皆さんさぞかしお疲れになったことと思います。

よく付いてきて下さいました....という感じですちゅん

 

研修風景はFacebookのアルバムでもご覧頂けますので、ぜひご覧下さいキラキラ

 

facebook 第34回 手漉き和紙研修会 アルバム

 

 

【来年の予定について】

近年は海外からの参加者が増え、しかも遠方から来られるのでエントリーも早いのです。

今年も実は定員15名のところキャンセルを見込んで多めに取った次第で、それでもキャンセル待ちの方がいらっしゃいました。

次回の予定は9月中にはホームページにて掲載させて頂く予定ですので、こまめにチェック下さい!!

ぜひお早めのエントリーをお勧め致しますさようなら

 

 

レポート、以上でしたー手

 

 


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