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【レポート】「阿波紙と版表現展2015」その4 『白峰』使用感

こんにちは、クドウですエリザベス


「阿波紙と版表現展」のレポート、おまけでもう1つ続きますえへ



本展では使用の和紙で「白峰(しらみね)」を選んで下さった根岸一成さんより、白峰を選んだ理由や使用感のコメントをもらいました!!


実は私、「白峰」好きなんですちゅん

(とか言いながら絵心ないので自分では使わないのですが・・・


程よい厚さとか、自然な色目とか、いかにも和紙!という感じを強調してはいないのですが、触ると楮っぽさを感じるさりげなさとか...ちゅん


水性木版にはちょっと硬さがあるけど銅版にはちょっと薄いかな?な感があるけれど、適度な滲み止め、適度な厚みからそこそこ万能ではないかと思われたり、シート(97×64cm)もあるけどロール(107cm×10m巻)もあるので便利なところが紹介もしやすというかエリザベス



と、使いもしないのに白峰応援隊をしているので、こういうコメントがくると嬉しいんですねーキラキラ


早速ご案内しまーすエリザベス



根岸さんの、本展での技法はリトグラフです。


P2040005.JPG



自分の作品は人間の顔をはっきりと描くので、紙の凹凸が強かったりチリが多かったりすると表情が崩れてしまったりします。
白峰は紙表面も滑らかで均一、高級感のあるしっとりした光沢があり、薄くても強靭でとても魅力を感じました。

リトグラフは油性のインクを使います。
洋紙に刷りとるとインクは薄く乗っかるようなイメージです。白峰は油性のインクでありながらインクが染み込む様な感覚がありました。そのため版にインクを盛る作業の出来不出来が大きく影響してしまい、とても神経を使った印刷作業となりました。

刷りムラはとても少なく、ほぼイメージ通り刷れます。
繊維で版を汚してしまう様なことも少なかったです。
白峰は美しい生成り色ですが、カラーインクを乗せると顔料の発色をやや抑えて優しい色合いに変化させてくれました。




P2020017.JPG



.....ということでした
おじぎ



特にリトグラフでの創作をされる方にはイメージわきますでしょうか。



他に、リトグラフをされる方によく私が伺う紙は「竹和紙」「新いんべ」あたりがあります。

いずれも面質が細かく比較的スムーズ、表面強度もしっかりしているタイプでしょうか
ひらめき



版数が少なければ、薄手の素材を好んで使われる方もいらっしゃいますねOK



ご参考頂けましたら幸いです手
 

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