特別研修会 カンザス大学編 その2
こんにちは、クドウです
今日は研修会3日目
昨日の水よりが実は済んでいなかったということで、今日のスタートはまずは水よりの仕上げを。
続いてお昼前から打解に移りました
四国は梅雨入りし、今日は夕方からお湿りがきましたがお昼過ぎまでは涼しく心地良く、外での作業としました。
和紙会館前の駐車場に、パカパカと楮を叩く音が響き渡ります
木の槌で叩いて叩いて、しっかり叩いてー
きれいにほぐれたかどうかのチェック
水を張ったボールに繊維をひとつまみ入れて撹拌してみて、綿毛みたいにふわーときれいに繊維が広がったら
太い繊維が残って見えたらもう少し叩いて下さいねー
今では機械的に出来る作業ですが、研修会ではこの「手打ち」をして頂きます。
午後2時過ぎになんとか打解が終了
続いて、紙漉の練習に移ります
講師は通して藤森先生。
20代で家を継いだ頃は紙漉き青年だったそうで、研修会の時くらいしか簀桁は握りませんが、おじいさん(先代)が割とダイナミックな漉き方をしていたのに比べて、なめらかな漉き方をされます。
先生による見本の図。
簀桁(すけた)の動かし方、最初は慣れるまでに少々時間がかかりますが、次第に肩の力が抜けてくるはず
1人づつ交代でやってみます。
きれいな紙が漉けたら、紙床(しと)に伏せてどんどん積み重ねていきますが、今日はその伝授まで
この時の簀(す)の扱い方、ポイントです
伏せる時、伏せて紙を紙床に移した後で簀を剥がす時の角度、重要ですよー
大きなふくらんぼ(空気溜まり)が出来てしまったら、この上に次々伏せ重ねていくと、プレス脱水時に空気の逃げ場がなくて紙が傷んでしまいます
そこで、必殺技がストロー
これで空気を吸い出して頂きます
いよいよ明日からは紙漉きの日。
今日は初めてのトライで、みんなのを見ながら時に笑顔で楽しんでもらいましたが、明日はグッと真剣な顔つきになるのではないでしょうか。
いい紙、たくさん作って持って帰ってもらいたいです
続く
今日は研修会3日目
昨日の水よりが実は済んでいなかったということで、今日のスタートはまずは水よりの仕上げを。
続いてお昼前から打解に移りました
四国は梅雨入りし、今日は夕方からお湿りがきましたがお昼過ぎまでは涼しく心地良く、外での作業としました。
和紙会館前の駐車場に、パカパカと楮を叩く音が響き渡ります
木の槌で叩いて叩いて、しっかり叩いてー
きれいにほぐれたかどうかのチェック
水を張ったボールに繊維をひとつまみ入れて撹拌してみて、綿毛みたいにふわーときれいに繊維が広がったら
太い繊維が残って見えたらもう少し叩いて下さいねー
今では機械的に出来る作業ですが、研修会ではこの「手打ち」をして頂きます。
午後2時過ぎになんとか打解が終了
続いて、紙漉の練習に移ります
講師は通して藤森先生。
20代で家を継いだ頃は紙漉き青年だったそうで、研修会の時くらいしか簀桁は握りませんが、おじいさん(先代)が割とダイナミックな漉き方をしていたのに比べて、なめらかな漉き方をされます。
先生による見本の図。
簀桁(すけた)の動かし方、最初は慣れるまでに少々時間がかかりますが、次第に肩の力が抜けてくるはず
1人づつ交代でやってみます。
きれいな紙が漉けたら、紙床(しと)に伏せてどんどん積み重ねていきますが、今日はその伝授まで
この時の簀(す)の扱い方、ポイントです
伏せる時、伏せて紙を紙床に移した後で簀を剥がす時の角度、重要ですよー
大きなふくらんぼ(空気溜まり)が出来てしまったら、この上に次々伏せ重ねていくと、プレス脱水時に空気の逃げ場がなくて紙が傷んでしまいます
そこで、必殺技がストロー
これで空気を吸い出して頂きます
いよいよ明日からは紙漉きの日。
今日は初めてのトライで、みんなのを見ながら時に笑顔で楽しんでもらいましたが、明日はグッと真剣な顔つきになるのではないでしょうか。
いい紙、たくさん作って持って帰ってもらいたいです
続く
- 2014.06.04 Wednesday
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