【開催中】三好和義写真展「天平の楽園・東大寺と正倉院」at 東大寺 本坊
こんにちは、クドウです
既に開催しておりますが、ただいまおススメの展覧会をご案内します
「三好和義写真展「天平の楽園・東大寺と正倉院」
http://www.todaiji.or.jp/tenpyo/
会期:平成30年7月3日(火)〜13日(金) 9:30-17:30(最終日のみ15:00まで)(入場は閉館30分前)
会場:東大寺本坊大広間(奈良県奈良市雑司町406-1)
拝観料:500円(小学生以下は無料)
本展の中で、AIJP(アワガミ インクジェットペーパー)の楮二層紙にプリントし軸層された作品を展示されています
......という話だけ伺っていたのですが、タイムリーにも本日訪問することが出来ました
さて、どういう作品になっているのでしょうか?
東大寺は南大門を抜けてすぐ右手の本坊が会場となっています。
普段は襖等がおさまっているという100畳の大広間を解放しての会場とし、本坊の中庭も作品と一体化しながら臨める構成となっています。
さて、アワガミの掛軸はどこかなー、、
それにしても開放的で、なんとも見応えのある作品が続きます
あいにくの小雨続きではあったのですが、それがまた風情でうっとりしながら観ていたら、三好さんのマネージャーの三重野さんが目的の場所までグイグイ連れて行って下さいました
ありました....
会場内では最奥にあたる、この右手の襖の向こうには玉座があるという、それこそ普段公開されない床の間とか。
「天平の楽園」から、当然東大寺関連が被写体の作品かと思っていたのですが、なんとセイシェル
イメージ部分のサイズは高さが約1m、横幅は約2m。
三好さんはこれまでも軸層仕立てをされてきましたが、これまでで最も大きなサイズになったそうです。
この場に合わせて大きさや裂(きれ)の色目、素材まで厳密に考えられて仕立てられたとのこと。
会場内には他にも海外の楽園の作品も展示構成に含まれているのですが、これは南国から今回の東大寺まで世界中の楽園をつぶさにとらえてこられた三好さんの活動の敬意として要望されたとのこと
そして和紙で掛軸でセイシェルって、もうもうっ(悶絶中)。
会期中は毎日在廊される三好さん、13時と15時にはギャラリートークをされますが、実はいつでもファンサービス全開の三好さんは常にプチトーク中。
(最後に掛軸のところで三好さんの写真を撮らせてもらうつもりで一緒に戻ったところで、丁度観ていらした方々へのトークに突入するの図)
そして、写真集「天平の楽園・東大寺」もこの会期に合わせて発売中です
価格:2,500円(税別)
版元:求龍堂
そうそう、会場で買ってサインをしてもらい、落款を押した後に懐紙で押さえて下さったのですが、
どこかで見覚えあるパッケージだなぁと思ってみていたら、なんと私が担当して納めた商品でした!
良かったらご覧下さい。。
▼フェリシモ「およばれ花紙の会」
https://www.felissimo.co.jp/kraso/gcd609126/?xid=p_kwm_fc_609126&vf=73&bid=12310
....という見応えたっぷりの本展、会期は7月13日(金)(最終日:15時まで)です
この空間でぜひあじわって頂きたいです。
ぜひ会場にてご高覧下さい
- 2018.07.04 Wednesday
- AIJP(アワガミインクジェットペーパー)
- comments(0)
- クドウ