【レポート】「CP+2018」ご来場ありがとうございました
こんにちは、クドウです
3/1〜4に開催した「CP+2018」、無事に終了いたしました
会期中、アワガミブースを訪れて下さいました皆さま、誠にありがとうございました
改めまして、アワガミブースで展示させて頂いていた作品をご紹介します
中西敏貴さん http://toshikinakanishi.com
中西敏貴さんには2点ご協力頂きました
大きい面でたなびく風景、やってみたかったので嬉しい
下方をとめていないので、人の動きなどわずかな風で動くのがポイントなのです
「楮 厚口 白」の1118mm幅ロールで出力し、(出力サービス担当の郷司さんが)カッターで手切りしています。
こんなプリントしてみたい、という方、出力サービスへご一報下さい。
清水哲朗さん http://www.tokyokarasu.net
清水哲朗さんには、「手漉き紙びざん」の大判サイズの壁面に、モノクロで。
通りがかりの多くの方が「おおっ」という感じで立ち止りシャッターを切っていかれましたが、今更ですが、この角度がベストな構図ですので
はー、格好いい
手漉き紙びざんはたっぷりした厚さとラフな面質が特徴の素材ですが、Aサイズを超えると製法上、面質の起伏が激しくなるのです。
大画面ならではのその表情と作品との組合せに、多くの方から嬉しいお声を頂きました
こちらの素材は別注扱いになりますので、ご関心のある方はお問い合わせ下さい。
ブース内はこちらー
原田佳実さん https://www.yoshimiharada.com
タイムリーにも、つい先日、ギャラリーのNadar(ナダール)の「めざせ個展」という企画で見事にグランプリを獲得されました
その愛らしさとトーンから、プレミオ雲流にプリントした作品をご覧頂きました
鹿野貴司さん http://blog.tokyo-03.jp
安定のスナップではイメージをお伝えしてたーくさん見せて頂いた中で、こちらを
紙は「楮 厚口 生成」。
鹿野さんにはこの紙で、と先に紙を決めていたのでイメージ的に合いそうなものを選ばせて頂きました
並木隆さん http://namiki.lightparty.jp
並木さんは初めてのアワガミでしたので、ちょっと個性的な紙をと思い、やはり紙を先に決めていました。
「手漉き紙びざん 中厚口 純白」にて、紙の素材感もそのまま感じて頂けました
「絵みたい」と多くの方からお聞かせ頂きましたが、和紙で出力すると少なからずそう感じる効果もありますが、やはり作品性に由来するところが大きいのだと改めて感じた作品です
中西敏貴さん http://toshikinakanishi.com
個人的にはこちらの作品が大好きで、一番はじめにご紹介した短冊風の作品のところにこちらをと思いながら、でも時期的に遠くから見える位置には華やかな色彩が良くて、結局諦めきれずにブース内でも展示させて頂きました
素材は、中西さんからも定評を頂いている「竹和紙 170g」にて。
何度見ても美しいです
こだわりたいのが、ちょこっとバラエティ感のある展示の仕方
王道もありますが、プリントした作品を飾って楽しんで頂きたいのです
若子jetさん http://wakakojet.exblog.jp
和紙の質感と人肌の相性の良さ、そして若子jetさんのこの作品性と和紙って意外性を感じる方が多いのではないかと思うのですが、その、意外と和紙もいけるを見て頂きたかったです
パネルに貼りたかったので透け感がなく、肌感を表現しやすい「プレミオ楮」にて。
MOTOKIさん http://www.k-motoki.com
公言してはばからない私のMOTOKIさんへの愛ですが、作品を見ていただくと、単なる個人的趣味で展示させて頂いているワケではないというのがお分かり頂けると思うのです
実は近頃instagramでupされているMOTOKIさんの飼い犬シリーズがとても気になっていて、それを組作品でとお願いしたら、実は「iPhoneなんだけど、、」と。
一瞬えっと思ったものの、和紙自体がファジーな素材なので、けっこうイケてしまうのです。
「手漉き紙 びざん」を大きさ違いで構成させて頂きましたが、ポイントはパノラマサイズです
ここまでAIJP(アワガミ インクジェットペーパー)のご紹介でしたが、古典印画技法のひとつでもあるプラチナプリント用の和紙も作っているのです。
町田良太さん http://blueshot.net
町田さんには、そのプラチナプリントによる作品でご協力頂きました。
「プラチナペーパー 雁皮」は、雁皮特有の光沢感ときめ細かさ、そして自然な生成色が特徴です。
「プラチナペーパー三椏」は、やわらかな光沢感と、雁皮に比べて白色度があります。
いずれも優美な表現が魅力的なのです
展示作品、以上でしたー
「CP+」は、実際にプリントされた紙を見てもらう機会ではありますが、素材というよりは作品を楽しまれて、じっくりブース内で滞在される方が多いのが自慢でもあります
今年もすてきな作品により、多くのお客さまに喜んで頂けたと自負しています
ひとえに作品展示に快くご協力頂きました写真家の皆さまのおかげです
この場をもちまして、改めて感謝申し上げます
ひとまず開催レポートをお届けしました
- 2018.03.04 Sunday
- AIJP(アワガミインクジェットペーパー)
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- クドウ