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アワガミオンラインストアの取り組み(梱包編)

こんにちは。

アワガミオンラインストアの山岡です。

 

お客様より嬉しいお便りをいただくことが多々あります。

その中でもよく言われるのが、

「素敵な梱包で送っていただきありがとうございます。」や「梱包材まで和紙で捨てられません。」

など、商品お届けの梱包についてのお褒めのお言葉です。

 

 

古林さんには、Twitterでこのようなtweetをいただきました。こういうのって梱包した担当者が見たら

さぞ嬉しいだろうな〜♪ と嬉しくなるtweetでした。

 

担当者によると「配送時に傷まないように丁寧に。そして梱包材は過剰にならないように。」

と心がけているそうです。

 

アワガミでは、梱包用に自社の再生紙を使ったり、良品として売れない和紙をクッション材として

使っています。

 

段ボールやビニール袋など、もちろん自社で製造できないものも多数ありますが、環境に優しい和紙を

つくるメーカーとしては、梱包材についてもいろいろと試行錯誤してまいりました。

 

梱包用の再生紙は、和紙の全判を包むためサイズも大きく丈夫です。

お客さまから「梱包の紙は手に入りませんか?」と問い合わせが複数あったので、今は包装紙もお安く

販売させていただいております。

 

▼自社用包装紙

http://www.awagami.jp/products/colorful/sale/index.html

 

 

 

紙は毎回、自社で出た和紙を漉き直してますので、色はその度ごとに若干異なりますが、先日は、蔵に眠って

いる器を包むのに使うという方がたくさんご購入いただきました。

器だけでなく、おひな様やお着物など、包んでいただければほどよく呼吸もでき、湿気や乾燥から守ってくれ

ることでしょう。

 

手で揉んでやると、よりふんわりと空気を含み、やさしく包んでくれますよ。

 

これからも、お買物いただいた商品がお手元に届いたときに「ステキ♪」と思っていただけるような荷作りを

目指してまいります。

 

 

 


本日の阿波和紙会館!和紙づくりの現場で何漉きよん?


皆様こんにちは。

阿波和紙伝統産業会館です。

 

 

毎日暑い日が続いていますが、

見ていると涼しくなる

本日の和紙づくりをご紹介いたします!

 

 

 

 

 

手漉き金銀ちり 扇(黒)四切 

 

 

黒の背景に金銀が散りばめられた扇が凛と映える美しい和紙です。

ランチョンマットやインテリアとして、お正月やお雛様の時期に特に人気があり、

シーズンに向けて生産しています。

 

 

 

 

さてさて、どんな風に漉いているのでしょうか…?

 

 

黒い波が簀桁の中を行き来しています。

ベースとなる原料を溜め漉きして…

 

 

 

 

 

扇型に金銀を流し込んでいきます。

この後、シャワーを使って落水を施し、整えた後に…

 

 

 

 

 

脱水を行います。

 

 

一枚一枚、丁寧に鉄板に貼り付け乾燥させて、

最後に撥水加工をして完成!

 

こちらのシリーズは、他にも白や赤など3色で展開しています。

阿波和紙会館内にあるミュージアムショップにて、直送販売中♩

オンラインでもご購入いただけます

 

また、阿波和紙会館では手漉きの和紙づくり工程の見学や手漉き体験を行なっています。

体験のご予約はこちらまで☆

 

一財)阿波和紙伝統産業会館

Tel 0883-42-6120

 

皆様のご来館をお待ちしております😄

 

 


【和紙づくりの現場から】ベジタブル紙 メロン(の葉っぱ)

こんにちは、クドウですエリザベス

 

つい先日、採れたてホヤホヤの菜の花で「ベジタブル紙 菜の花」が出来たところで、オンラインストアに

 

野菜ベジタブル紙

http://washi.awagami.or.jp/online/products/vegetable/recordlist.php

 

というバナーが出来ていたのを見かけて思い出しましたゆう★

 

3月下旬のある日、アワガミの工場をうろうろしていたら丁度目撃したのですレッド

メロンの葉っぱが2トントラックで運び入れられているところを...ちゅん

 

アワガミでは、植物や、野菜の廃棄されてしまう部分を漉き込んだ「ベジタブル紙」「ネイチャー紙」と銘打ったシリーズがありますが、まさに「ベジタブル紙 メロン」の材料ですねーちゅん

 

高知県の西島園芸団地さんから頂いていますおじぎ

 

原料部門の湯浅さん発見びっくり

 

湯浅さん、何やってんのー?と聞いたところ、紙に漉き込む部分の葉っぱを選別して、翌日の原料作りの下準備として変色した部分や茎を取り除いているのだとの事。

 

それがこうなる、と↓↓↓

 

「ベジタブル紙」シリーズでは、他にも玉ねぎの皮や大根の葉っぱなどを原料の一部に用い、その素材感を活かした製品をいくつか作っています。

 

そして和紙会館では、ちょこっと作ってみました的なものを含め、様々な素材を漉き込む趣向をこらしたモノ作りもしていますキラキラ

旗手すき工房直売コーナー

http://www.awagami.jp/products/colorful/tesukikobo/index.html#0405017

 

こちらはカタログや見本帳のご用意が難しいものが多いので、ぜひ和紙会館でも現物をご覧頂きたいですわーい

 

また現場で見かけた「おっ?」をお届けしたいと思います!!

乞うご期待さようなら

 


【和紙作りの現場から】『日本料理 かんだ』の手漉き和紙酒ラベル

こんにちは、クドウですエリザベス

和紙会館に寄ると、何かおもしろそうなことやってないかなーと観察するのですが、タイミング良くやっていましたちゅん


「日本料理かんだ」のオリジナル酒ラベルを漉かせてもらっているのは同僚が書いたブログで知っていたのですが

 

▼『「日本料理かんだ」の手漉き和紙酒ラベルを制作いたしました』

http://awagami.jugem.jp/?eid=1237

 

漉く現場を初めて目撃レッド

オリジナルの透かしが入っているんですキラキラ

PB020067.JPG

 

流し漉き自体は珍しくも何ともなく

PB020046.JPG

 

オリジナルの透かしを漉くことも、そう多くはないけれど、まぁ時々あるかな

PB020112.JPG

 

とか思いながら見ていたら、1枚伏せた後で

PB020116.JPG

 

こんな帯状のものを重ねているのですゆう★

PB020088.JPG

 

何やってんのこれー!?と聞いたら、ラベルの文字が入る正面部分を、透かし部分よりちょっと厚くするために、その帯部分だけ2枚合わせで漉き合わせているのだそうなびっくり

 

PB020064.JPG

 

.....と先のブログにも書いてあったけれど、なるほど、こういう事だったのね・・・

 

PB020060.JPG

 

手間かけたことやってるのね....と、自社の仕事ながらちょっと感心ちゅん

ちなみにこちらのご依頼の取りまとめと現場指示は、先日、県の無形文化財の保持者として認定されました藤森洋一が担当しています。

 

和紙会館では、特注の手漉き和紙のご依頼を比較的多くお請けしているのではないでしょうか。

来館者が製造現場を見られるような作りになっているので、企業秘密も何も丸見え的なのがいいところというかえへ

 

また変わったことをしていたらレポートしたいと思いますエリザベス

以上、本日の和紙会館でした!!


本日の小さなお客様

本日和紙会館に、フォトコンテストを見にご家族で来館されたお客様。

どこかで見覚えのある…あ、

「ひょっとしてお子さん、写真に写っている子ですか?!」

そう、なんとあの子が来てくれました!

以前こちらのブログでもちらりと紹介しました、

阿波和紙フォトコンテスト展 心情・いんべの里

アワガミファクトリー賞、『おばあちゃんの学校』の前ではにかんでいるあの女の子…

 

とっても照れやで、恥ずかしがりながらもお写真を撮らせていただけました^^

一緒に撮影に応じてくださったお母様が今回のアワガミファクトリー賞

受賞者の内田 民子様です!改めて、この度はおめでとうございます👏

長野県から遥々足を運んでいただきました。

以前からアワガミインクジェットペーパー(AIJP)をご愛用いただいていたそうで!

本日も立派な一眼カメラで、館内を撮影いただけたようです^^

今後ともぜひAIJP、お使いください♪

 

本日はご来館ありがとうございました‼

 

 

 

 


本日の元気なお客様たち!

本日は和紙会館に元気なお客様たち

徳島市より生光学園小学校の4、5年生が遠足で和紙漉き体験にきてくれました!

大人数だったので2グループに分かれての体験!

体験待機グループは2階で阿波和紙の歴史、作り方についてのDVDを見てお勉強してもらいました。

 

体験ではみんなスタッフの説明をよく聞いてくれ、きれいに紙漉きができました^^

思い思いに色づけをしてもらいます。

早めに作り上げた子は、館内を見学したり、もう一度じっくり原料に触れてもらったり…

ご本人さまご希望通り、掲載させていただきましたよ^^

 

この日、現場では

パノラマびざん(210×594mmサイズ)を漉いていました。

その様子を見ていた子ども達から、1日何枚できるんですか?と質問。

職人さんからは「80枚くらいかな。」との回答。

お隣の流し漉きでは「40枚くらい。」と。

 

この答えに子ども達は、え〜少ない!と驚きの声。

「みんな、和紙は大切に使わないとだね」と先生。

 

私も改めて手漉き和紙の貴重さを実感。。

でもでも、臆せず?もっと日常で、生活の中にとけ込ませていける提案を

会館のショップからもできたら…と日々考えております。。

 

話それましたが、、とっても勉強熱心、そして元気なお客様たち、

会館は大にぎわいでした^^

 

そんな生徒さんのそばにいる先生方もまたパワフルで素敵でした。

写真撮影許可いただきありがとうございました!

 

本日はご来館ありがとうございました〜!

 


本日のお客様

本日、和紙会館にはとっても熱心なお客様がご来店!

元々アワガミのオンラインショップを覗いてくださっていたようで。。

ロシアの方だそうですが、日本語がとってもお上手でした^ ^

ご友人がランプをつくってるそうで、それ用の面白い紙をと、

本当にショップをくまなくみていただきました。

 

紙を選ばれながら、何度も「ここはカッコイイ紙、ありすぎますね」と言っていただき

こちらも嬉しくなってニコニコ(にやにや)してしまいました(o^^o)

 

特に揉み染紙を何枚か広げて「は〜これもカッコイイ…これも…」と溜め息まじりに選ばれてる姿が印象的で

思わずスナップ写真をお願いしてしまいました。。

 

いただいた名刺も和紙に活版印刷、手書きの筆文字、、こ、これもカッコイイ…

ロシアのお土産マトリョーシカのキーホルダ付きです…ありがとうございますm(__)m

 

「また旅行に来たら買いに来ます」とのお言葉いただきました!

ぜひとも!お待ちしています〜

 

アワガミのもみ染紙 オンラインショップでのご購入はこちらから♪

http://www.awagami.jp/products/colorful/momizome/index.html


アワガミのプラチナペーパー続々製造中♪

こんにちは!

和紙会館の青山です。

今日は、現場よりお伝えします。

 

はい、こちらは最近登場したばかりの新商品、
こんにゃくのりを塗っている所です。
担当は緒方さん^^ 一枚一枚板にはりつけて
丁寧にハケで塗っていきます。
こんにゃく加工を施す事で紙に耐水性が生まれ、
現像の際水洗いを行うプラチナペーパーにはとっても重要な行程です。

このように一枚一枚、職人さんが手をかけて仕上げたものが皆様のもとへ…

 

クオリティの高い写真表現をお求めの方、アワガミのプラチナペーパーをぜひ✨

 


オリンピック市松和紙作り(試作)

こんにちは!
会館スタッフ佐野ですぷぷ

なにやら今日は理事長が手漉き現場に入りベテラン上田さんと作業中!

トランシーバーで
「佐野さーん!合わせて1××歳が作業してるのに取材に来てくれないの?」
と言われ、急いで現場へ急行走る!!!



オリンピックオリンピックオリンピックの新エンブレムが市松模様に決まったので
藍染めの市松模様和紙を製作していました!



理事長「試作は好きなんやけどな、これを皆は何に使うんだろ?」
という事で、皆様の意見を頂きたいです!是非コメントください。



私はお正月に大ヒットした金銀漉き込み紙を
これで作ればどうだろうと思っています笑
金銀漉き込み紙 ←はこちら!

行ってきました☆女子美で紙漉 2014

こんにちは、クドウですエリザベス



レポート遅くなりましたがお届けしますキラキラ



7月25日、26日と、女子美術大学の授業で紙漉きのワークショップに参加してきましたわーい


前回伺ったブログを探してみたら、2009年でしたびっくり

2009年て、もう5年前ですねぇ...ちゅん



旗女子美で紙漉き
http://awagami.jugem.jp/?eid=334


旗女子美で紙漉き The Movie!
http://awagami.jugem.jp/?eid=341

むむむ...・・・

矢印ムービーの載せ方を覚えたとか書いているけれどこの記事を書いた事自体覚えていないだりあ




この時は、オープンキャンパスに合わせての授業でしたが、今回は版画&日本画の合同授業でした手

そして、今回も指導は理事長の藤森洋一が務めさせて頂きました筋肉



前のブログにも書きましたが、女子美の設備は商品が作れてしまいくらい機材も整っていて、驚いてしまうのが、流し漉きの道具がいきなり二三判(約97×64cm)でバーンと用意されているところなんですねー。。

和紙会館でする手漉き和紙研修会ではこの半分のサイズなのですが、それでも四苦八苦する研修生は多いのです大泣き



しかーし!

見て実践することに長けている女子美の皆さん、今年も覚えは早かったビックリ!



藤森先生も熱が入っておりますゆう★


意識して頂きたいのは、ひらめき水を汲んだら簀(す)の上に平均に水を行き渡らせることですね。




ひらめき水を汲み込む角度も大事です。




ひらめき手前で汲んだ水は、簀の上で揺りながら徐々に前へ前へ腕を伸ばしながら向こう側へ移動させて、次の動作に移ります。








ちょっと休憩。

こういう見所が随所にあって、美大行くの大好きエリザベス





我らが休憩の間も、生徒さんは頑張って漉いておりましたよーキラキラ

上手に漉けたら、どんどん伏せ重ねていきまーすOK





間に紐を挟めて、そのヒモに各自の名前を書いた札を付けて、あとでどの紙が誰のものかが判るようにします。





2日目経つと、漉けた紙を伏せた紙床(しと)もだんだん高さを増してきました。


そして、ジャッキを使って少しずつ圧をかけて、ゆっくり脱水していきます。





私たちの授業はここまでおじぎ

週が明けてから、脱水出来たものを皆さんが板張り乾燥される予定です。

追って状況を伺ってみましたら、上手に出来上がっている様子でした手





女子美のワークショップは藤森理事長にもどうやら楽しいらしく、「疲れた。あんた見といて」」とか行って行方不明になることもなくゆう★、2日間ほぼ現場に居っぱなしで、少々覚悟してついていってたのでちょっとビックリわーいわーいわーい



しばらくは今回覚えられた皆さんが精進を重ねながら、後輩にも指導されていかれることと思います。


今回は、版画科学科そして日本画学科の先生および助手の皆さんには、たくさんのお気遣いを頂きまして本当にありがとうございましたおじぎ



年月経って忘れてしまった頃に、またぜひお声掛け下さいませーさようなら !!








 

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