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『Crossing Borders with ART 2023』西沢直美さん作品展/時の獣と ひかりの町

こんにちは、コサカです。

今年は一気に冬が到来し、めっきり寒くなりましたね。

 

ご報告が遅くなってしまいましたが、10月にお伺いした展覧会のお話をさせてください!

Crossing Borders with ART 2023 クリエイター集団KAIHO with ARTと 下北沢アートギャラリーDDD ARTが共催する展覧会にて、アーティスト西沢直美さんの作品にアワガミの和紙をお使いいただきました。

すでに会期は終了していますが、展覧会のレポートを書かせていただきました!是非お読みください(^^)

下北沢の住宅街にある、古民家をリノベーションしたギャラリー「DDD ART」。

個室に分かれた展示になっていて、それぞれのアーティストさんの作品をゆっくりと鑑賞できる、落ち着いた空間でした。

 

 

西沢直美/Naomi NISHIZAWA

時の獣と ひかりの町

私達の地球にとてもよく似た世界がある

「百秒」と呼ばれる不思議な獣が住むところ しかし誰もその姿を見た者はいない

金色と銀色のひかりで満たされた 隣の星の話

 

 

 

 

 

西沢さんの作品は、日本画の技法をベースにされているそうですが、日本画という領域にとらわれず異素材を画面上で組み合わせた複雑な質感表現にこだわりをもって制作活動をしておられるそうです。

 

残念ながら、会場では西沢さんに直接お会いすることができなかったのですが、メールやSNSでお話を伺うことができました。

 

今回の作品に使用した和紙については、、、

麻落水紙典具帖紙をアクセントとして使っております。作品をご覧いただいた方々から、この部分は何ですか?とよくお尋ねいただきます。嬉しくてつい説明が長引くことも多いです。」

 

さらに、日本画との相性についても、、、

麻落水紙典具帖紙も、膠を接着剤にして箔の上にコラージュしています。シワを寄せてもちぎってもモロモロにならない紙の耐久性が頼もしいですし、岩絵具との相性も良いと感じています。引き続き、どんどん画面に登場させたいです!」

 

と、とてもうれしいお言葉をいただきました!ありがとうございます!

 

 

作品のディテールです✨⬇

 

 

 

 

西沢さんは民話などからインスピレーションを得て作品を制作しているのだそうです。キャプションを読みながら作品を拝見していたのですが、そのストーリーと目の前の作品が作り出す幻想的な世界観にぐっと引き込まれました。

 

西沢直美さんHP Naomi NISHIZAWA lit.link(リットリンク)

 

今後の作品作りにも和紙をいかしてくださるとのことで、西沢さんの新しい作品をまた拝見できることを楽しみにしています!


北谷しげひさ個展「森にはだれもいない」No one in the Woods

みなさま、こんにちは。

 

イラストレーター 北谷しげひささんの個展にて、AIJP(アワガミインクジェットペーパー)をお使いいただきました。

すでに会期は終了していますが、是非ご紹介したく、レポートさせていただきます!

 

北谷しげひさ個展「森にはだれもいない」No one in the Woods 

会期:2023.10.2(Mon)-10.7(Sat)

会場:Pinpoint Gallery

 

以下、DMより抜粋

" 前回の個展『zoo』から2年。今年1月、僕たち家族は山の中の丹波篠山に移住しました。そして、この半年間、丹波篠山の森の中で僕は様々な経験をしました。中でも大雪の日の鹿の親子との遭遇は、強烈な印象として残っています。今回は、この自然の中で動物たちを描いてみようと思いました。森の中にはいない、僕の頭の中にいる動物たちです。そんな彼らに是非会いに来てください。同時に10月3日に講談社から発売される新作絵本『ひげおじさん』文・高橋潤子の原画も展示いたします。北谷しげひさ 

 

 

このたびの展示の全てのイラストレーション作品に、AIJPアワガミインクジェットペーパー印刷サービスをご利用いただきました。

竹和紙170g竹和紙250gを中心に、一部びざん生成(中厚口)手漉き紙をお使いいただきました。

 

展覧会にお伺いして、北谷さんにお話を伺うことができました✨

 

北谷さんの作品は、墨やコンテで描いたものをデジタルデータ化し、複数のレイヤーを重ねて仕上げられているそうです。いずれの作品も、元は10層くらいのレイヤーからできているのだそうです。

 

 

レイヤーごとに綿密に調子を調整し、手描きだけでもデジタルだけでもできない表現をされているとのこと。複数のレイヤーが重なることで、今までに見たことのないテクスチャが生み出されているのを感じました。

 

 

 

 

 

今回多くの作品に竹和紙をお使いいただいたのですが、北谷さんの感想としては、思い通りの色が出ていて、背景のベタの部分の色味、質感も気に入っていただけたとのことです。ありがとうございます!

竹和紙AIJP(アワガミインクジェットペーパー)に中でも、特に色の再現性においては定評のある紙です。

 

 

こちらの1枚は、びざん生成(中厚口)手漉き紙をお使いいただきました。荒々しいびざんの質感の上にパステルのタッチがそのまま表現されています。浮かし額装により、手漉き紙の耳が活かされています。

 

 

奥に展示された鹿のイラストレーションは、展示作品中で一番大きく、仕上がり用紙サイズは1118x1677mm。そのたたずまいは神聖な雰囲気をかもし出していました。

 

 

 

高橋潤子さん・文、北谷しげひささん・絵によって制作された新作絵本『ひげおじさん』の原画も展示されていました。

絵本はすでに発売中です⬇️

 

 

北谷さんの作品にAIJPアワガミインクジェットペーパー印刷サービスをお選びいただき、また展覧会がご盛況をおさめられたとお聞きし、大変うれしく思っております。

北谷さん、ありがとうございました。


【展示会のご案内】CODEX: MIXED-MEDIA ARTWORKS by Craig Anczelowitz

アワガミメンバーでもある、クレイグ・アンセロウィッツが個展を開催します!

↓✨↓✨↓✨↓

 

CODEX: MIXED-MEDIA ARTWORKS by Craig Anczelowitz

 

会期:2023/3/30(木)〜4/23(日)

* 火・木曜日: 11:00-17:00

* 土・日曜日: 11:00-19:00


会場:LITTLE  BIRD

大阪市北区天満3-4-21 TEL.06-6354-1120

 

ニューヨーク出身のアーティスト、クレイグ・アンセロウィッツ(1966年生まれ)はアート、デザイン、クラフトの伝統を融合させた新しいミクストメディア作品を大阪の「LITTLE  BIRD」で発表します。

クレイグの多層的な作品は、ユニークな視覚的物語を織り成し、彼の生まれ故郷であるニューヨークと日本との質感の類似を描き出しています。

 

クレイグは、多彩な音楽、文化、創造性に囲まれて育ちました。父親の経営するレストランは、ニューヨークの伝説的なコンサートホール「フィルモア・イースト」に隣接しており、ミュージシャン(ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、グレッグ・オールマンなど)、アーティスト、デザイナー、その他のクリエイティブなボヘミアンは、しばしば自分の作品を食事と交換し、クレイグの子供時代を音楽、アート、好奇心の混合で満たしてくれました。幼い頃からこのような先進的な雰囲気の中で育ったクレイグの中には、彼のカラフルな想像力と多彩なアート制作を生み出すクリエイティブな種が深く植えつけられていたのです。その後、クレイグは世界中を旅し、12カ国以上の職人とコラボレーションし、そのほとんどで作品を展示しています。


 

今回展示する作品の多くにアワガミの和紙が使われています。

主なものは、AIJP(アワガミインクジェットペーパー)びざん (厚口) 手漉き紙吉野 厚口藍染め和紙 紺紙 とのことです。

 

会場となる、LITTLE  BIRDは大阪で最もユニークなショップのひとつで、アンティークのハードウェアやホームインテリア、そしてすべて自社製のハンドクラフトアイアンアクセサリーを扱っています。

 

皆様、是非お立ち寄りください。

お待ちしています!


【第34回小学生によりデザインはがき展】の審査が行われました!

皆さん、こんにちは。和紙会館 事務局です。

 

さて、今年もやってまいりました!

毎年恒例の、「小学生によるデザインはがき展」

今年で34回目を迎え、徳島県内の全小学校に参加を呼びかけ、29校の小学校から3535名が参加。

参加者1人1点、展示いたしました!
今年も賑やかなはがき達が勢揃いです。

 

そして、1/20(土)審査会が行われました。

 

審査員は今年もお馴染みの、こちらのお二方です⬇️

平木 美鶴先生(版画家)

藤原 茂喜さん(阿波和紙伝統産業会館 評議員)

 

アイデア賞 360名に黄色の丸シール、優秀賞 180名に青色の丸シールを貼りました。

今年の作品も、どれも力作ぞろいで、丁寧に審査をしてくださいました!

 

 

それでは、お待ちかねの、上位入賞者の発表です⇩⇩

 

 

徳島県知事賞

三庄小学校 5年 藤内 一路さん

【審査所感】

「イヤー」が光っていて良い。今年がんばろう!という力強さがある。新年にふさわしい作品。

 

 

徳島県教育委員会教育長賞

高原小学校 4年 佐藤 葵依さん

【審査所感】

レシートを使っているアイデア。消費社会を象徴しているかのようである。プルトップを用いたりしたサステナブルなテイストで、現代を意識するような作品で面白い。

 

 

吉野川市長賞

三庄小学校 1年 加地 統真さん

【審査所感】

富士山モチーフの中では抜群に良い。色合いもよく、月にうさぎをちゃんと入れており、細かいところがよくできている。

 

 

吉野川市長賞

生光学園小学校 4年 折野 実幸さん

【審査所感】

足跡でうさぎを表現しているのが面白い。あえて描かないアイデアが良い。

 

 

吉野川市長賞

山瀬小学校 5年 加藤 潤さん

【審査所感】

紙をちぎった優しいシルエットがきれいで、雰囲気が良い作品。うさぎの毛質が良く表現できている。

 

 

山川郵便局長賞

三庄小学校 6年 長谷 のどかさん

【審査所感】

ウクライナモチーフはこれだけだった。今年ならではの作品。Let’s stop the war.

 

 

山川郵便局長賞

生光学園小学校 5年 村田 一朗さん

【審査所感】

絵手紙のなかでは筆頭といっていい。よく描けている。

 

 

★山川郵便局長賞

八幡小学校 6年 原田 更海さん

【審査所感】

今の流行り言葉をうまく使っており、時事性がある作品。

 

 

和紙会館賞

三縄小学校 5年 大柿 姫愛さん

【審査所感】

月で餅つき。うさぎが着物を着て、木臼や杵臼の型が細かくきれいに描かれている。発想の面白さが際立つ、楽しい作品。

 

 

★和紙会館賞

土成小学校 5年 吉本 篤弥さん

【審査所感】

今回の出品作品の中では特異な作品。とてもアート性が高い。

 

 

★和紙会館賞

生光学園小学校 2年 平井 紗蘭奈さん

【審査所感】

明るく、やさしい色合いが目を引く作品。素材感も独特で面白い。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

以上、11名による上位入賞発表でした。

 

 

【総評】

うさぎ年は優しい感じの年。

昨年の寅年は、勇ましい作品が多かったが、今年は全体的に優しい感じの作品が多い印象。

うさぎの包まれるような柔らかい雰囲気のものが多かった。

 

 

皆様、ぜひ実物をご覧に遊びに来てください!

皆様のご来場を心より、お待ちしております。


第33回小学生によるデザインはがき展の審査が行われました!

皆さん、こんにちは!和紙会館 事務局です。

 

 

さて、今年もやってまいりました!

毎年恒例の、

「小学生によるデザインはがき展」

 

 

今年で33回を迎え、徳島県内の全小学校に参加を呼びかけ、

33校の小学校から3,835名が参加。

参加者1人1点、展示致しました!

 

今年も賑やかな、はがき達が勢揃いです。

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

そして、本日!審査会が行われました。

 

 

審査員は、今年もお馴染みの、

 

 

 

平木 美鶴 先生(版画家)

 

 

 

藤原 茂喜 さん(阿波和紙会館 理事)

 

 

アイデア賞 390名に、緑の丸のシール、

優秀賞 190名に、金色「賞」シールを貼りました。

 

今年の作品も、どれも力作ぞろいで、丁寧に審査をして下さいました!

それではお待ちかね、上位入賞者の発表です!

 

ーーーーーーーーーーー

 

徳島県知事賞

 

 

久勝小4年  市原 優さん

 

【審査所感】

みかんの乾燥した皮、カニの爪を材料に使って、迫力のあるトラを表現している。

オレンジ色のミカンと黒色の紙をミルフィーユ状に重ねてトラの模様を出している工夫が良い。

トラの口から出た牙が鋭く、魔除けのような感じもする。

全体的に迫力のあるトラはたくさんあったが、一番迫力がある。

 

 

 

 

徳島県教育委員会教育長賞

 

 

川島小6年 川西 きなりさん

 

トラのイラストがたくさんある中で、シンプルでよくまとまっている。

非常に目立つし、インパクトがある。

単純明快。スパンと頭に入ってくる。

 

 

 

 

吉野川市長賞

 

 

久勝小4年 森 燕月さん

 

四角い形の中にトラの顔を大きく描いている。

布、綿のコラージュの仕方がとてもおもしろい。

下に布地、上に綿地を使用し、フワフワ感、トラの持つ立体感が現れている。

迫力のある作品。

 

 

 

 

 

高原小6年 明石 悠さん

 

時代性があって、コロナの中でも明るいニュースを与えてくれる人物を選んでいる。

今の日本の国を勇気づけてくれる存在。

デザインにインパクトがある。

 

 

 

 

 

高原小6年 上田 莉子さん

 

イラストのうまさで選んだ。

干支のトラも抱いている。

過去、これまでにない表現。

色の使い方も良い。

 

 

 

 

山川郵便局長賞

 

 

伊沢小6年 福家 芯さん

 

デザイン的にすっきりしている。

バックのトラ模様の上に、白い和紙を貼ってホワイトタイガーを表現し、模様が金色。

非常に整理されていて、インパクトがあって綺麗。

 

 

 

 

 

三庄小5年 近藤 成悟さん

 

ダンボールでできた作品。カッターナイフで切り込みを入れて剥がしている。

ダンボールの平らなところと、中のでこぼこしたところを上手く活かしている。

素材の扱い方がすごく上手でアイデアが良い。

 

 

 

 

 

高志小6年 土田 篤史さん

 

おめでたい感じがする。

黄と黒、赤と白の水引きを使って、端的におめでたい雰囲気がでている。

水引きのバックが黄色と黒色でトラの模様になっていて、非常に明るくて明快なおめでたさがでていて、いいなと思った。

 

 

 

 

和紙会館賞

 

 

生光学園小5年 乾 澪さん

 

コロナを題材にした作品はたくさんあったが、この作品には非常に勇気づけられた。

 

 

 

 

 

生光学園小4年 藤坂 瑠皇侑さん

 

粘土を使って平面から立体に。

立体感のある顔が造られている。

非常に睨みの効いた迫力がある。

今にも飛び出してきそうな雰囲気がとても良い。

 

 

 

 

 

高原小6年 長濱 花波さん

 

トラがたくさんある中で、インパクトがある作品。

迫力があるトラを描いて表現しているところが良いと思った。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

以上、11名による上位入賞発表でした。

 

 

【総評】

今年は寅年という事で、迫力ある虎の秀作が多く出品されていました。

虎の模様を使った作品も多く作りやすいモチーフであったかと思います。

ただ、毎年立体感のあるリアルな作品が受賞していましたがその傾向も少しマンネリ化しているように審査では感じました。

そのせいか、今年の受賞作品にはこれまで使われていなかった素材を生かした作品やしっかり描きこんだアニメ風の作品なども選ばれていたように思います。

全体的にはバラエティーに富んだ様々な工夫の作品があり、楽しめる展覧会となっていると思います

 

 

皆様、ぜひ実物をご覧に遊びに来てください!

皆様のご来場を心より、お待ちしております。

 

 

 

お問い合わせ先

阿波和紙伝統産業会館

TEL 0883-42-6120

 

 


今年も開催!第33回小学生によるデザインはがき展

毎年恒例の「小学生によるデザインはがき展」、今年で33回目となりました!
徳島県内の小学生のみなさんから、たくさんの手作りはがきが集まります。

 

 

会期:2022年1月22日(土)〜3月9日(水)

入館料:一般300円/学生200円/小中学生150円

会場:阿波和紙伝統産業会館 第1・第2展示室

 

<お問い合わせ先>
一般財団法人 阿波和紙伝統産業会館
TEL 0883-42-6120
FAX 0883-42-6085
e-mail:hall84@awagami.or.jp
〒779-3401徳島県吉野川市山川町字川東141番地

 

営業時間 :午前9時〜午後5時/休館日 月曜日(祝日の場合は翌日) 
ホームページ http://www.awagami.or.jp


【ご案内】三田崇博写真展 Pray for Myanmar

こんにちは、コサカです。

8月26日から都内で開催中の三田崇博さんの写真展におじゃましてきました。

 

三田さんは世界遺産撮影をライフワークとされており、現在までに100 を超える国と地域で350 か所以上の世界遺産の撮影を行い各種雑誌やカレンダーに作品を提供されています。

▼三田崇博さんHP

http://photosanda.com

 

 

では、会場の様子を少しご紹介させていただきます。

三田崇博写真展 Pray for Myanmar

会場:ポートレートギャラリー https://www.sha-bunkyo.or.jp

   〒160-0004 東京都新宿区四谷1−7−12日本写真会館5F

会期:2021年8月26日(木)〜9月1日(水)

   平日 10:00〜18:00/土日祝 11:00〜18:00(最終日は15:00まで)

   ※会期の変更もございますので最新情報はポートレートギャラリーHPにてご確認ください。

 

現在クーデターにより混乱のさなかにあるミャンマー。私は2015年から毎年この国を訪れています。この間に著しく経済発展し町の様子はどんどん変わっていきましたがこの国にはまだまだ古き良き文化がたくさん残っています。本展は主にミャンマーで行われている伝統行事を中心に構成しています。私の第二の母国であるミャンマーに一日でも早く平穏な日々が訪れるよう願いを込めて。三田崇博(サンダタカヒロ)

 

今回展示されている作品は2016年から2018年にかけて撮影されたものなのだそうです。伝統行事を中心とした構成の厳かな印象のシーンの他にも、色鮮やかな人々の暮らしや自然の風景など、ミャンマーの様々な美しい景色を見ることができます。

 

会場の床に灯された「PRAY FOR MYANMAR」。

 

大きなパネル以外の作品に竹和紙170g250gをお使いいただいています。AIJP(アワガミインクジェットペーパー)のいくつかの紙を試してみて、今回は「色」を出したかったため竹和紙を選ばれたそうです。

 

三田さんいわく、やわらかい空気感のある風景写真にこの紙がとても合っている。とのこと。確かに温度や湿度、匂いまで伝わってきそうな気がします。

 

三田さんの写真集の閲覧もできます。

 

三田さんご夫妻です。ご在廊されており、色々とお話をお伺いできました。ミャンマーの衣装がとても素敵です!!

 

今まで、ニュースでみる程度でしかミャンマーのことを知らなかった私ですが、三田さんの写真を拝見しながらお話しを伺うことでミャンマーのことを少しでも知ることができてうれしかったです(^^)

会期は9月1日(水)まで、お見逃しなく!

 


庄司 光里さん木版画展「川を辿れば」今月28日まで

こんにちは。

アワガミオンラインストアの山岡 陽子です。

 

アワガミオンラインストアには、日々、いろいろなお客様より和紙のご注文をいただき、

本当にありがたく思っております。

展覧会のご案内をいただくと「こんな風に使っていただいたのか。。。」と嬉しくなります。

 

 

庄司さまにも展覧会のご案内をいただき、気がつけば28日(土)までの開催と、会期終了間際の

ご案内になってしまい申し訳ありません!!

 

 

 

 

庄司 光里 木版画展「川を辿れば」

同時開催「松崎 大祐のかわいい縁起物張子」

開催中 11月28日(土)まで

平日 10:00 - 18:00  (最終日 17:00)*最終日には庄司さんが13:00- 在廊されています。

ギャラリー誠文堂

http://seibundou.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-736eee.html

 

一版彫り進め技法の多色摺り木版画と、版画を使った張子を展示。
日々生まれる出逢いの断片、記憶のつながりを紡いだ形が樹、花、鳥となって描かれる。

新作は川にまつわる相模原の風景や、水面に映る何処とも言えない場所や時をテーマに表現。

 

 

               木版「なつのまぼろし」  

 

    

庄司さんの木版画作品は、色合いがとてもやさしくて、みているだけでほっとするような作品ですね。

今回、作品には、こちらの楮紙をお使いいただきました。→  楮 厚口 未晒 12匁

紙にドーサ引をしてからお使いいただいているそうです。

 

やわらかな色合いと、とても合っていて寒色が使われているのに温かみを感じます。

 

                    木版「橋の向こう」

 

 

 

 

                   木版「川を辿る」

 

 

 

作品展のタイトル「川を辿れば」とありますように「水」を表現された作品が今回展示されています。

最終日(11月28日 土曜日)まで残りわずかですが、ぜひご来場ください。

 

 


人気投票・特別賞☆結果発表!〜第31回小学生によるデザインはがき展〜

皆さん、こんにちは!

阿波和紙会館 事務局です。

 

さて、1月から会期の

『第31回小学生によるデザインはがき展』

いよいよ明日が最終日となりました!

 

そしてお待ちかね、

来場者による人気投票【特別賞】の結果発表です!

 

今回は、合計812票(うち無効36票)の投票から、6名の特別賞が決定しました。

 

 

特別賞

 

 

第一位 14票 

知恵島小学校6年 北川 彩乃 さん

 

【投票者から寄せられたコメント】

細かいところまで作っているところ。

美味しそうに見えたから。

いろいろなものを使っていたり、細かくできていたから。

カラフルで綺麗だったから、おせちが可愛く上手にできていました。

など、美味しそうに見えたと言ったコメントが多く寄せられていました!

本当に美味しそうですね!

 

 

 

第二位 11票 

飯尾敷地小学校2年 萩原 天晴 さん

 

ハリネズミの針が魚の骨というのがすごい。

魚の骨が良い。

ふわふわなの和紙と骨を合わせているところ。

魚の骨でハリネズミのインパクトが良かった。

奇抜な発想。

触ると痛そうな表現が本当にすごいですね!

こちら、山川郵便局長賞を受賞された作品。

思わず目に止まって、見る人々を驚かせてしまう作品でしたね。

 

 

三位 10票 

鴨島小学校2年 岡崎 結真 さん

 

地球と国旗でオリンピックイヤーにふさわしい光景だった。

地球の形が工夫されて良い。

和紙と上手に使えています。

細かいところまで和紙を使っていて上手にできて良いと思います。

地球がみずみずしくて、国旗が細かく本当によくできていますね!

 

 

 

四位 9票 

土成小学校3年 山田 遥大 さん

 

恐竜がかっこいいから。

ネズミが可愛かったから。

立体的なところが良いと思いました。

恐竜が迫力があり、その上にネズミがのっていると事が良いです。

最高!

カラフルでかわいい!

 

 

 

五位 7票 

伊沢小学校4年 中野 夏実 さん

 

ブロックを使っている所がすごい発想だからです。

令和をブロックを作っているのがすごい。

 

 

 

五位 7票 

伊沢小学校4年 中野 心柚奈 さん

 

とても細かくて、干支が楽しそうだから!

可愛い!

動物が踊っているみたいだから。

目や鼻が細かくてすごいと思ったから。

紅葉や桜の花をうまく使っているから。

 

 

以上、結果発表でした。おめでとうございます!

入賞者には、賞状と商品をお贈り致します。

 

残念ながら入賞とならなかった皆さんも、

ぜひ次回、再チャレンジしてくださいね!

 

この度も無事、素晴らしい展覧会を開催することができました。

深く御礼申し上げます。そしてまた、来年のご参加を心よりお待ち致します!

ありがとうございました☆(^0^)

 


第31回小学生によるデザインはがき展の審査が行われました!

 

皆さん、こんにちは!和紙会館 事務局です。

 

 

 

さて、今年もやってまいりました!

毎年恒例の、

「小学生によるデザインはがき展」

 

 

今年で31回を迎え、徳島県内の全小学校に参加を呼びかけ、

32校の小学校から4,400名が参加。

参加者1人1点、展示致しました!

 

 

 

今年も賑やかな、はがき達が勢揃いです。

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

そして、本日!審査会が行われました。

 

 

 

審査員は、今年もお馴染みの、

 

 

 

 

平木 美鶴 先生(版画家)

 

 

 

 

 

藤原 茂喜 さん(阿波和紙会館 理事)

 

 

 

アイデア賞 400名に、緑の丸のシール、

優秀賞 200名に、青い丸のシールを貼りました。

 

 

 

今年も、力作ぞろいで至難しまして…

それではお待ちかね、上位入賞者の発表です!

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

徳島県知事賞

 

 

土成小6年 阿戸 恵莉奈さん

 

【審査所感】

和紙の切り絵が上手く切り抜いており〔子〕の文字を上手く表している。

6年生らしい技法、色彩が優しく非常に上手い。和紙の風合いを上手く出している。

 

 

 

 

徳島県教育委員会教育長賞

 

 

鴨島小4年 勝占 莉渚子さん

 

ねずみやチーズのとろけた感じがリアルだった。

しっぽが〔2020〕をかたどっている表現力が良い。

緑と黄色の使い方や明るい色彩が非常に良かった。

 

 

 

 

 

吉野川市長賞

 

 

生光学園小5年 安藝 颯真さん

 

おせち料理を題材にした作品は他にもあったが、

この作品は食べ物の配置が工夫されており、

とても美味しそうで上手く表現されている。

 

 

 

 

 

 

知恵島小6年 阿部 心愛さん

 

新聞紙を細かくちぎってねずみの色を表現していたり、

ラップを使った表現は、他になく面白かった。

 

 

 

 

 

 

 

飯尾敷地小6年 市村 優衣さん

 

優しく包まれている感じが、家族の団欒のようで、

見ている者を暖かい気持ちにさせてくれたのが良かった。

 

 

 

 

 

 

山川郵便局長賞

 

 

鴨島小6年 原田 琉禾さん

 

オリンピック開催ということもあり、ポスター的な表現が良い。

輪っかや富士山という日本らしい表現も良かった。

 

 

 

 

 

 

高志小6年 福良 成弥さん

 

糸をぐるぐると巻き込み、細かく精密な表現や

顔がない所も良かった。

また、バランを草に見立てているのも面白い。

 

 

 

 

 

 

飯尾敷地小2年 萩原 天晴さん

 

魚の骨を使った表現が大胆でインパクトがある。

触れると痛そうな所がハリネズミらしくて面白かった。

 

 

 

 

 

和紙会館賞

 

 

高原小1年 大浦 杏月さん

 

顔の表現が可愛く、耳を藁のような糸で表現している所や、

背景の色合いなど、1年生らしい表現が良かった。

 

 

 

 

 

 

三縄小2年 加藤 彪雅さん

 

面白い!!

(審査員の藤原さん、ニカッと一言、おっしゃっておりました😁)

 

 

 

 

鷲敷小2年 谷本 稀月さん

 

この歳でこのデザイン。とにかくすごい、デザインセンスに感心した。

色使いも非常に良かった。

どのようにして描いたのか知りたい。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

以上、11名による上位入賞発表でした。

 

審査員の先生方は、とても感心しながら楽しそうに審査しておりました。

皆様、ぜひ実物をご覧に遊びに来てください!

 

 

そして、来館者による人気投票を行っています。

上位5名を、皆さんで決定します!

ふるってご参加ください。

 

会期 2020年1月26日(日)〜3月1日(日)

時間 午前9時〜午後5時

 

また、期間中 和紙会館より来場者全員にプレゼントをご用意しています。

(※無くなり次第、終了となります。)

 

そして!只今、LINEにご登録いただくと【端紙詰め放題】を無料でプレゼント!

 

 

皆様のご来場を心より、お待ちしております。

 

 

お問い合わせ先

阿波和紙伝統産業会館

TEL 0883-42-6120


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